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鈴与/AI企業をグループ会社化、グループ内外の業務効率化へ

2020年06月10日/SCM・経営

鈴与は6月9日、アライズイノベーションの株式を過半数以上取得し、グループ会社化したと発表した。

アライズイノベーションは、AI-OCR(Optical Character Recognition/Reader(光学的文字認識)ソフトウェア「AIRead」を主力製品として、オフィス業務の効率化と自動化を実現するAIソリューション事業を展開している。

AIReadは、定型化されていない帳票を高精度に認識することを得意とし、加えてオンプレミス/クラウドのどちらでも提供が可能なシステム。

鈴与とはグループ内の業務効率化を目的に、輸出入通関書類の読み取りデータ化等を進める一方、アライズイノベーションは注文書や特許関連書類、タクシーチケット等、様々な分野の書類の読み取りを実現し、製品・サービスの向上を図っている。

今後は、アライズイノベーションのAIソリューションを活用し、グループの様々な業務を効率化・自動化するとともに、共同で研究やサービスの開発・提供を行うことで、顧客の業務効率化に寄与していく。

■アライズイノベーションの会社概要
所在地:東京都中央区勝どき3-13-1 フォアフロントタワーII 12階
設立:2016年7月
資本金:8000万円
株主:鈴与、日本紙パルプ商事
事業内容:人工知能(AI)技術を活用いた「企業向けAIサービス(Enterprise AI)」やシステム開発において高い生産性を実現する「ローコード開発(LCD)」などのAIソリューション事業を展開

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