センコーは6月30日、東京都立川市内の「MFLP立川立飛」に「立川物流センター」を7月1日に開設すると発表した。
新センターは、中央自動車道「国立府中IC」から約7km、車で約15分と好アクセス、さらに人口約430万人を要する西東京エリアにあり、最寄りの多摩都市モノレール線「立飛」駅から徒歩で通勤も可能。駅周辺には保育園や大型ショッピングモールなどの商業施設があり、働きやすい環境が整っている。
新センターでは、ネット通販大手企業などの商品保管や仕分け業務を行い、既に同社の物流を担う拠点と合わせて国内6か所で、さらに需要が高まるECへの物流体制を強化していく。
また、センコーは2017年に、大手ドラッグストア専用の「日野物流センター」を東京都日野市に開設しているが、同社の事業・店舗拡大による商品保管・仕分け・店舗配送業務の増加に対し、今後は日野と立川の両物流センターで対応するとともに、拠点の増設で西東京エリアでの事業基盤を強化する。
新センター開設を機に、人々の生活を支援する企業グループとして、今後さらなる成長が期待されるECやドラッグストア向けの物流事業の拡大を進めていく考えとしている。
■立川物流センターの概要
所在地:東京都立川市泉町935-27 立飛リアルエステート西地区204号棟
MFLP立川立飛 2、3、4階エリア
延床面積:3万1902m2(賃借部分)
設備:トラックバース 53台、貨物用エレベーター 2台、垂直搬送機 2台、ドックレベラー 7台、非常用発電機 1台
三井不動産、日鉄興和不動産/25.6万m2の物流施設にかける思い