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大和ハウス/岩手県花巻市に1.3万m2の物流施設を開発へ

2020年07月09日/物流施設

大和ハウス工業は7月9日、岩手県花巻市に1万3664.96m2のマルチテナント型物流施設 「DPL岩手花巻」を開発すると発表した。

<マルチテナント型物流施設「DPL岩手花巻」外観パース >
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<位置図>
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「DPL岩手花巻」は、東北自動車道「花巻IC」から約1.2kmと近接し、釜石自動車道や秋田自動車道へのアクセスも容易なため、岩手県内だけではなく、北東北エリアへの配送拠点として優れた立地。また、JR東北本線「花巻空港駅」から約0.8km(徒歩約10分)に位置しているため、周辺の住宅街からも通勤に便利な場所に位置し、職住近接の就労環境が整っている。

建屋は、鉄骨造平屋建て、延床面積1万3664.96m2の広さを誇る岩手県花巻市初のマルチテナント型物流施設。最大4テナントの入居が可能で、約3000m2の区画から入居できる物流施設だ。

半導体・自動車部品関連、インターネット通販事業者や小売業者、東北方面への配送を手掛ける事業者等、複数のテナント企業の入居を想定したマルチテナント型物流施設として、昨今の物流業界での市場環境の変化に伴った幅広い物流ニーズに応えることができる。

大和ハウス工業は岩手県において、「DPL岩手北上」などのマルチテナント型物流施設やBTS型物流施設など5棟、総敷地面積約13万2000m2となる物流施設の開発を手掛けている。

なお、開発に先立ち、花巻市と大和ハウス工業は、7月9日、「地震等の災害発生時における物資集積協力に関する協定書」を締結した。

大和ハウス工業による物流施設開発にあたり、花巻市と大和ハウスは地震等の災害発生時に、マルチテナント型物流施設「DPL岩手花巻」を支援物資の一時保管や集積場所として活用することを目的とした、「地震等の災害発生時における物資集積協力に関する協定書」を締結することになったもの。

■建物概要
名称:「DPL岩手花巻」
所在地:岩手県花巻市二枚橋第5地割273番1他
交通:東北自動車道「花巻インターチェンジ」から約1.2km JR東北本線「花巻空港駅」から約0.8km(徒歩約10分) 敷地面積:2万7449.71m2
建築面積:1万3664.96m2
延床面積:1万3664.96m2
賃貸面積:1万2347.58m2
構造・規模:鉄骨造平屋建て
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主:大和ハウス工業
設計・施工:平野組
着工:2020年8月1日
竣工予定日:2021年3月31日
入居予定日:2021年4月上旬予定

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