海上コンテナ輸送/米中間で回復の兆し

2020年07月10日 

デカルト・データマインは7月10日、アジア発米国向け(往航)6月分と、米国発アジア向け(復航)5月分の海上コンテナ輸送量(TEU)実績を発表した。

 

それによると、6月のアジア主要10か国・地域発米国向け(往航)は、129万TEU(前年比4.2%減)となった。

国別の実績では、1位の中国発(シェア63%に)が0.2%増と微増ながら17か月ぶりのプラスに転じた。

以下、2位は韓国発(シェア9.9%)で11.2%減、3位はベトナム発(シェア6.7%)で1.7%減、4位は台湾発(シェア5.6%)で4.7%減、5位はシンガポール発(シェア4%)で8.4%減、6位は香港発(シェア3.6%)で8.7%減、7位はタイ発(シェア2.3%)で5%減と続く。

日本発(シェア2.1%)は8位で、37.8%減だった。

また、主要品目(HS2ケタ)の動きを見ると、中国発の主力品目「家具類(HS94)」の中国発の8.7%減に対して、ベトナムなど中国以外の東南アジア7ヶ国・地域発合計も3.3%減。

同様に「機械類(HS84)」は7.5%増に対して2.5%増、「電子電機(HS85)」は20.6%増に対して8.9%増、「プラスチック(HS39)」は21.6%増に対して8.8%増、「鉄鋼(HS73)」は1.6%増に対して2.8%増、「自動車関連(HS87)」は1.8%増に対して43.7%減、「アパレル(HS61)」は30.5%減に対して31.7%減、「履物(HS64)」は48.9%減に対して17.9%減となった。

荷受地ベース合計では、中国発が1.4%減なのに対して、東南アジア勢は8.9%減となっており、中国生産活動の回復傾向が窺える。

 

一方、米国発アジア主要10か国・地域向け(復航)の5月分は、50万TEU(前年比0.6%増)と、3か月ぶりにプラスに転じた。

国別順位は、1位が中国向け (シェア38%)で前年比31.1%増、2位が日本向け(シェア15%)で15.4%増、3位が韓国向け(シェア12%)で6.4%増となり、これら3か国が牽引した。

中国向けでは、「パルプ・古紙(HS47)」「自動車関連(HS87)」を除く8品目全てが増加しており、特に「プラスチック(HS39) の100.7%増、「牧草/豆類(HS12)」の154%増、「肉類(HS02)」の396%増が取扱量の増加に寄与した。

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