LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





日本GLP/名古屋市守山区で4.3万m2のマルチ型物流施設開発

2020年07月30日/物流施設

日本GLPは7月30日、愛知県名古屋市守山区で延床面積約4万3000m2 の先進的物流施設「GLP 名古屋守山」の開発を行うと発表した。

<「GLP 名古屋守山」外観完成イメージ>
20200730glp 520x318 - 日本GLP/名古屋市守山区で4.3万m2のマルチ型物流施設開発

総開発費用は約80億円で、2021年3月着工予定、2022年4月末竣工予定だ。日本GLPはこの施設を含め愛知県下で合計5棟の物流施設を開発および運営している。

「GLP 名古屋守山」は東名高速道路「守山スマート IC」から約 2.4km に位置し、東名のみならず名神高速道路へのアクセスもしやすい東西の結節点にあり、広域配送の拠点として最適。また名古屋市内陸部に立地する希少な物件であり、市内へのエリア配送の拠点としても優れている。周辺エリアには労働人口が豊富で雇用確保の観点からも好立地だ。

「GLP 名古屋守山」は、地上4階建てで最大2テナントの入居が可能。施設面の特徴は、働く環境の快適性向上のために、テナントの要望に基づいてカフェなどアメニティの設置が可能であるほか、各階の庫内には大型シーリングファンを設置する。

さらに施設面での感染症予防対策として、自動ドアやセンサーを用いた非接触型のエレベーターなどを積極的に採用。その他、自動化・省人化への備えとして、使用電力の需要増加に対応できる電力容量を有している。

また「GLP 名古屋守山」は強固な地盤からなるエリアに立地し、発生が予測されている南海トラフ地震の影響が少ないエリアと想定されているが、さらなるBCP対策として、非常用発電機容量の増強を図っている。停電時にも、フォークリフトの充電が行えるほか、庫内照明の約25%が利用できる明るさを確保することで、安心・安全な施設運営を可能にしている。

日本GLPの帖佐 義之社長は、「『GLP 名古屋守山』は名古屋市内に位置し、広域・エリア配送双方の物流拠点として、最適な立地と雇用確保の機会に恵まれた希少な開発案件で、汎用性が高く、幅広い業種の物流オペレーションに対応が可能。今後も様々な業種の入居企業に、付加価値の高い物流施設を提供し、効率的かつサステナブルな物流オペレーションの実現に貢献していく」と述べている。

■施設概要
施設名:「GLP 名古屋守山」
所在地:愛知県名古屋市守山区大字中志段味下定納 80
敷地面積:約2万6000m2
延床面積:約4万3000m2
構造:地上4階建て(1 階にトラックバースを設置)、耐震・鉄骨造
着工:2021年3月(予定)
竣工:2022年4月末(予定)
認証取得:CASBEE(新築)認証(予定)

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース