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サッポロHD/AIを活用したロジスティクス業務改革の推進で評価

2020年08月25日/IT・機器

サッポロホールディングスは8月25日、デジタルトランスフォーメーション(DX)の戦略的活用に取り組む企業として「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX)2020」の「DX注目企業」として選定されたと発表した。

選定されたのは、 経営におけるDXの位置付けや、AIなどの新たなデジタル技術を活用した取り組み、RPA等による業務改革についていずれも生産性改革(効率化)による既存ビジネスの変革として高い評価を受けたことによるもの。

<需給計画業務フローの見直し、グループ内統一>
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このうち、AIなどの新たなデジタル技術を活用した取り組みでは、AI技術を活用した商品需給計画システムを2019年8月より導入し、 ロジスティクス業務改革に取り組んでいる。

カテゴリの異なる商品の業務フロー・システムをグループ内で統一し、グループ会社・物流会社・取引先の情報と連携した計画主導型のロジスティクス業務標準化を推進している。この取組により、 トラックドライバー不足、事業構造の多様化、業務の属人化といった諸課題を克服し、在庫の適正化、物流の平準化、ロジスティクス担当者の働き方改革を実現する。

今後も物流クライシスに立ち向かい、 グループ経営計画達成に貢献するため、DXの取組を推進していくとしている。

なお、「デジタルトランスフォーメーション(DX)銘柄」は、 経済産業省が中長期の企業価値向上や競争力強化に結びつく戦略的IT投資の促進に向けた取組の一環として、 東京証券取引所と共同で選定するもの。従来、 戦略的なIT活用に取り組む企業を「攻めのIT経営銘柄」として選定していたが、デジタル技術を前提として、 ビジネスモデル等を抜本的に変革し、新たな成長・競争力強化につなげていくDXのグローバルな潮流が起こってきていることを踏まえ、 本年からは、DXに焦点を当てた「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX)銘柄」として選定が行われ

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