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JR貨物/広島県福山市に貨物駅の東福山駅新総合事務所を完成

2020年09月16日/物流施設

日本貨物鉄道(JR貨物)は9月16日、広島県福山市に貨物駅の東福山駅新総合事務所が9月15日に完成したと発表した。

<東福山駅新総合事務所>
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これは、昨年度より物流結節機能を有する貨物駅の顧客の利便性や災害時の対応力の向上および職場環境の改善を図るため、将来を見据えた理想的な各貨物駅の在り方を検討する「駅のグランドデザイン策定」プロジェクトに着手していたもの。東福山駅新総合事務所はそれに基づく第1号となる。

これにより、別棟であった駅事務所と利用運送事業者の事務所を一体化して高層化し、貨物鉄道利用の拡大に活用可能な新たな用地の生み出しが可能となったことから、総合物流施設またはトラック駐車場等への活用を検討している。

なお、この事務所はバリアフリー化等、駅の職場環境の改善もなされている。さらには、災害対応のための浸水対策や駅北側用地にBCP対策のトラック駐車スペースも確保しいる。

■新総合事務所概要
所在地:広島県福山市引野町 4-50-1
建物概要 鉄骨造、3階建て
敷地面積 約1000m2(従前、約1207.8m2・利用運送事業者用建屋含む)
主な設備
・駅事務室、信号取扱所、営業所
・利用運送事業者事務所
・多目的トイレ、スロープ等バリアフリー化
・ハザードマップによる浸水対策

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