NTTロジスコは10月12日、日辰電機製作所と共同で、レンタル機器等のクリーニング作業を自動で行う「自動クリーニング作業ロボット」の特許を取得したと発表した。
特許を取得した「自動クリーニング作業ロボット」は、レンタル機器等を顧客から回収した後、ドライアイスを使用しクリーニング洗浄を施し、機器を新しい顧客に届けるリファビッシュサービスで活用している。
リファビッシュサービスは、回収、個人情報抹消、動作確認テスト、クリーニング・再生、各種機能試験、良否判定、再設定等、レンタル機器等のクリーニングから再用品化を一括で提供するサービス。
様々な工程で生じる複数の委託先への無駄なモノの動きを削減し、窓口を一本化、機器ごとのステータスや履歴をクラウド型Web物流管理システムを用いて管理することが可能。
以前は人手による作業を中心に進めてきたが、高齢化や人手不足等により省人化が課題となっていたことから、2019年3月よりこの「自動クリーニング作業ロボット」を導入した結果、作業員の固定稼働を圧縮し、業務量の波動に柔軟に対応することが可能になった。
また、「自動クリーニング作業ロボット」導入により省人化を実現し、新型コロナウイルス影響による3密を抑制し、業務停止リスクを軽減できる。
なお、レンタル機器本体のクリーニングロボットに続き、付属品である電源アダプターケーブルの「自動クリーニング・結束作業ロボット」を開発しており、日辰電機製作所と特許を共同出願している。
NTTロジスコ/店舗間の在庫移動を支援するソリューション提供開始