岡崎通運は10月16日、チャーター便等を活用した不定期輸送サービスを担う新組織「一般事業室」を新設したと発表した。
<新組織では主力の自動車部品に加え、幅広い荷物の取り扱いに対応する>
岡崎通運は、自動車部品関連の定期輸送を中心に事業を展開しているが、新組織「一般事業室」ではスポット貨物や大型・長尺貨物、大量一括輸送等の特殊なニーズに対応し、チャーター便等を活用した不定期輸送を行う「貨物とトラックのマッチング」に積極的に取り組んでいく。
手配可能車両は、ウイング車のほか平車にも力を入れており、ユニック車・各種トレーラーの手配も可能。自動車部品以外にも設備、金型、鋼材、建設資材などの重量物に加え、日用品、雑貨、食品等の一般消費財まで、幅広い荷物を取扱っていく。
岡崎通運には、従来から営業所内に「一般事業課」を設け、さまざまな荷物を対象とした不定期輸送サービスを提供してきたが、取扱量の増加を受けて人員と車両を大幅に増強しサービスを積極展開するため、独立組織として運用することとなった。
今後は、「一般事業室」を中心に、全国の物流・情報ネットワークを通じて荷物・空車情報を集約し、あらゆる荷主に最適な輸送サービスを提供していく。