岡崎通運は3月26日、同社のモンゴル国際社員が、自動車運送業分野の「特定技能1号」在留資格の申請要件を満たしたと発表した。愛知県内でトップクラスの要件取得となるという。なお、2025年4月には、在留資格を取得予定。
同社員は2020年から勤務しており、業務に取り組んでいる。同社では引き続き、外国人労働者の受け入れと育成に注力し、多様な人材が活躍できる職場環境の整備を進めていく。
「特定技能1号」は、日本が受け入れる外国人労働者が一定の専門性・技能水準を持ち、実務に即した知識や技術を要する業務に従事することを目的として与えられる在留資格。自動車運送業は2024年3月29日に閣議決定により新たに特定産業分野として定められた。
自動車運送業分野では外国運転免許切替が必須条件となっており、準備期間としての「特定活動」在留資格の期間内(トラック運転手の場合は最大6か月間)に達成することが求められる。