愛知県岡崎市に本社を置く岡通ホールディングス(HD)は4月9日、大新運輸(愛知県豊田市)を100%グループ会社として取得したと発表した。
大新運輸は1991年の創業以来、30年以上にわたり愛知県豊田市を中心にトヨタ系自動車部品輸送に従事してきた。
岡通HDも自動車部品輸送を基幹事業としており、一層の盤石化と売上拡大を図るべく、M&Aの機会を模索していた。
両社は、双方の長年にわたる自動車部品物流の経験を活かし、車両や物流拠点の相互活用を図ることでシナジー効果が大きく見出せるものと判断し、M&Aの合意に至った。
岡通HDは大新運輸を岡通グループの一員として迎えることでシナジー効果の実現に取り組み、多様な変革を伴う物流ニーズに柔軟に対応し、最適なサプライチェーンの実現に寄与していく。
<左から、大新運輸 倉田卓幸 社長、大原新次郎 元代表取締役、石川信孝 副社長>
また今後、グループ全体の結束をより強固なものとし、100年企業を目標に事業拡大を図っていく方針だ。
■会社概要
会社名:有限会社大新運輸
設立:1991年1月
本社所在地:愛知県豊田市御船町山ノ神56番293
事業内容:一般貨物自動車運送事業、倉庫事業 他
従業員数:58名(パート・アルバイト含む)
株式譲渡日:2025年3月31日
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