SBSリコーロジスティクスは10月26日、日本包装技術協会の「2020 日本パッケージングコンテスト(第42回)」で、同社とリコー、サンエコーが共同開発した「色素増感太陽電池(ガラス素材)の包装箱」が包装部門賞「工業包装部門賞」を受賞したと発表した。
受賞した包装材は、ガラス素材でできた小型の太陽電池(リコー製・RICOH EH DSSCシリーズ)を梱包する用途で開発したもの。組み立て時、ワンタッチ式で蓋を閉じられる構造を取り、従来の梱包材と比べて組み立て時間を88%削減させた。
また、蓋には開かないようロックが掛かる穴を設け、ロックされた部分が突起し外的な衝撃を緩和する仕組みを採用。平積み出来るよう天面、底部に罫線を入れて平らにし、保管・輸送の効率化を実現した。
包装部門賞は包装合理化・改善などに著しく貢献した包装材に与えられる部門賞で、SBSリコーロジスティクスにとって今回が8度目の受賞となった。