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日本郵船/LNG燃料自動車船「SAKURA LEADER」が竣工

2020年10月28日/IT・機器

日本郵船は10月28日、LNGを主燃料とする自動車専用船「SAKURA LEADER」が愛知県豊橋市の新来島豊橋造船で竣工し、引き渡しを受けたと発表した。

<SAKURA LEADER>
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SAKURA LEADERは、国内造船所で建造された初の大型LNG燃料船で、LNG燃料化と船型改良によって従来の重油焚き機関と比べ、輸送単位あたりのCO2排出量を約40%改善。また、大気汚染物質である硫黄酸化物(SOx)を約99%、窒素酸化物(NOx)を約86%削減可能な次世代環境対応船。今後は、トヨタ自動車向けをはじめとする完成車輸送に従事する予定だ。

日本郵船は、環境に配慮した取り組みとして、今後約10年間は新造自動車専用船をすべてLNG燃料船とする方針。その後は、2030年代半ば頃から水素やアンモニアなどより環境負荷の低い舶用燃料を用いたゼロエミッション船への切り替えを目指している。

■主要目
全長:199.95m
型幅:38.00m
最大積載自動車台数:7000台
総トン数:7万3500トン
船籍:日本

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