ソフトバンクと日本通運の合弁会社であるMeeTruck(ミートラック)は11月4日、物流事業者向け配車支援サービスのスマートフォンアプリ(テスト版)を公開した。
アプリはドライバー向けと配車担当者向けの2種類があり、まずはAndroidアプリを提供する。ドライバー向けアプリでは、各ドライバーがMeeTruckの配車支援サービスで作成された配車表をスマートフォンで閲覧し、自分に割り振られた運送業務の内容を確認することができる。また、MeeTruckのアプリから、地図アプリや電話アプリを呼び出すことで、簡単に荷物の積み地や卸し地を地図上に表示したり、各地点の担当者への電話連絡を行ったりすることが可能になる。
一方、配車担当者向けアプリでは、配車担当者が外出先でも配車表を簡便に確認することができる。直近の配車表だけでなく、過去の作成分や将来の日付で作成中の下書きも日付を選択して表示することが可能。これにより、配車担当者は、紙の配車表を持ち歩かなくても顧客から問合せがあった際にスムーズに対応することができるようになる。
MeeTruckは10月に同サービスのウェブアプリケーションの提供を開始しており、今回新たにスマートフォンアプリ(テスト版)を公開することで、企業のさらなる業務効率化に貢献し、物流業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する。
今後は、テスト版アプリの提供を通して利用者からの意見を集め、アプリのさらなる利便性向上を図るほか、ドライバーの運送業務の進捗管理を行う機能や、iOSアプリの提供も行う予定。
■MeeTruckホームページ
https://www.meetruck.co.jp/