オカムラが11月6日に発表した2021年3月期第2四半期決算によると、物流システム事業の売上高は、74億2700万円(前年同四半期比4.5%増)、営業利益は、8億4400万円(29.0%増)となり、売上高、利益ともに過去最高となった。
物流システム事業は、人手不足を背景とした省人・省力化への要望は強く、大型物流施設を中心に自動倉庫の需要は概ね計画通りに推移した。このような状況のもと、優位性のある製品の強みを最大限に活かした積極的な提案活動を展開するとともに、施工現場での感染予防対策を徹底し、エンジニアリング体制の強化にも努めたことにより増収増益となった。
なお、同社の物流費(荷造運搬費)は42億7300万円(前年同期比19.40%減)だった。
売上高に占める物流費の構成比は、前年同期比4.47%から4.05%と減少した。