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オカムラ/モーションリブと資本業務提携 技術を物流自動化に活用

2025年02月12日/SCM・経営

オカムラは2月12日、モーションリブとの資本業務提携契約を締結したと発表した。

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オカムラは、自律・遠隔操作ハイブリッド型ロボットによる物流自動化ソリューション「PROGRESS ONE(プログレスワン)」の事業化を進めている。

今回の提携は、「プログレスワン」の中で、モーションリブの力触覚制御技術(リアルハプティクス)を活用することを目的としたものだ。

モーションリブは、リアルハプティクスの多面的な技術開発と継続的な成長を実現し、技術や知見がオカムラの推進する「プログレスワン」に還元され、ロボットが活躍できる現場を増やしていくことを提携の目的とする。

オカムラの田尻 誠 物流システム事業本部長は「プログレスワンの早期実用化には、以前から共同で行っている調査研究からも、モーションリブのリアルハプティクスが欠かせない技術であると確信しており、今回の提携により事業化に向けた開発を加速させていく」と語った。

またモーションリブ溝口 貴弘 社長は「オカムラのプログレスワンの取り組みはロボットの自律的な動作に、遠隔からの人間の支援を加えることでシステムの完全性を高め、ロボット技術と社会からの期待のギャップを埋める一つの解であると感じている」とコメントした。

両社は、資本業務提携により、「プログレスワン」事業化の推進力を強化し、ロボットの活躍の場を広げるとともに、物流現場の自動化・省力化と物理的作業のテレワーク化実現による新しい働き方の創出を目指すとしている。

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