近鉄エクスプレスが11月11日に発表した2021年3月期第2四半期決算によると、売上高2637億1800万円(前年同期比2.9%減)、営業利益130億800万円(48.5%増)、経常利益134億2400万円(104.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益81億5800万円(266.6%増)となった。
総じて取扱物量は減少となったが、売上高は、航空貨物輸送における旅客便の減便による輸送スペースの大幅な減少とそれに伴う運賃原価及び販売価格の上昇により、取扱物量の減少とは連動しない結果となった。
セグメントの業績は、日本が売上高647億9500万円(5.8%減)、営業利益31億400万円(71.4%増)。
米州が売上高266億600万円(8.1%減)、営業利益17億1500万円(10.7%増)。
欧州・中近東・アフリカが売上高174億8400万円(4.8%減)、営業利益4億6100万円(5.2%減)。
東アジア・オセアニアが売上高570億7600万円(24.5%増)、営業利益55億5700万円(148.1%増)。
東南アジアが売上高358億2000万円(30.8%増)、営業利益30億4000万円(256.1%増)。
APLLが売上高677億8100万円(23.5%減)、営業利益17億9300万円(60.9%減)となった。
通期は、売上高5240億円(3.8%減)、営業利益240億円(21.7%増)、経常利益240億円(37.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益140億円(196.3%増)を見込んでいる。