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さんふらわあ/コロナ対策で独自基準、船内を医療機関レベルに

2020年12月02日/3PL・物流企業

フェリーさんふらわあは12月2日、新型コロナウイルス感染予防対策として、日本旅客船協会が定めるガイドラインの遵守に加えて独自の「さんふらわあ基準」を設け、船内を医療機関レベルの空気清浄度に保つ取り組みを実施していると発表した。

<パブリックスペースの施工風景>
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同社は、これまでも抗菌・抗ウイルスフィルターや業務用空気清浄機等を全船に導入するなど、さまざまな感染予防対策を行ってきた。今回、さらなる予防対策に向けて11月15日~12月16日にかけて順次、全船に抗菌・抗ウィルスコーティング加工を実施している。

同加工では、暗灯内で長時間働き続ける「リン酸チタニア」を主成分とした人体に無害なウィルス不活性化剤「エコキメラ」を使用した抗菌・抗ウイルスコーティングをパブリックスペース (レストラン、サロン、キッズスペース、大浴場、売店、トイレ、プロムナード、通路など)や一部客室の手摺、ドアノブ、家具、調度品、機器類などに実施。

これにより、コロナ感染予防の安全性が向上するほか、インフルエンザやノロウィルス対策など一般菌に対しても同様の効果や船内の消臭への二次的効果も期待できるとしている。

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