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三井E&S/コンテナ用ヤードクレーン累計出荷1500台を達成

2020年12月07日/IT・機器

三井E&Sマシナリー大分運搬機工場は12月7日、マレーシア・ウエストポーツ社向けにコンテナ用ヤードクレーン「トランステーナ」4基を出荷し、1968年の初号機より数え、累計出荷台数1500台を達成したと発表した。

<コンテナ用ヤードクレーン>
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三井E&Sマシナリーは、1961年にコンテナクレーンのパイオニアである米国PACECO CORP.と技術提携を行い、1968年に神戸港摩耶埠頭に日本初のコンテナ用ヤードクレーンを納入、その後1988年に米国PACECO CORP.を買収し、以来コンテナ物流事業のグローバル展開を図っており、1996年に累計500台、2010年に累計1000台の出荷を達成している。

一方、岸壁クレーン「ポーテーナ」は、1967年に日本初となる初号機を納入後、2019年に累計400台の出荷を達成。(現時点で累計418台)。

大分運搬機工場は、2003年4月に岡山県玉野事業所から移転後、年間に岸壁クレーン36基、コンテナ用ヤードクレーン70基を連続生産する能力を有し、国内外のコンテナターミナルへ出荷できる工場として稼働している。

近年、コンテナターミナルの新設や増設だけでなく、遠隔化・自動化の開発も進んでいる。三井E&Sマシナリーは省エネ型、完全電動型などの各種クレーンや、コンテナターミナルマネジメントシステムの提供に加え、遠隔自動運転クレーンの開発も強化している。

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