日本通運は12月11日、シンガポール日本通運が同国チャンギ空港FTZ(自由貿易地域)内の施設で、航空輸出入サービスに関する医薬品の適正流通基準であるGDP(Good Distribution Practice)の認証を10月30日付で取得したと発表した。
シンガポールでは医薬・医療分野の成長が著しく、世界有数の製薬会社の多くが研究・開発・製造拠点を構え産業集積が進んでおり、今後、自由貿易港であるチャンギ空港を活用した医薬品の輸出入需要の増加が予想される。
シンガポール日通は日系物流企業で唯一、空港保税地域内施設を有しており、今回の認証取得によってこのメリットをフル活用した医薬品の安全で高品質な航空輸出入サービスを提供する体制を整えた。
今後もシンガポールのみならず世界の主要拠点で同認証を追加取得し、医薬品業界での高度化・多様化するニーズにあわせた高付加価値の航空輸送サービスを提供するための医薬品ロジスティクスを構築していく。
■シンガポール日本通運 航空貨物部(NIPPON EXPRESS (SINGAPORE) PTE. LTD. AIR FREIGHT DIVISION)
所在地:40 ALPS AVENUE, SINGAPORE 498781 (1/F)