日本通運は12月14日、ベトナム現地法人のベトナム日本通運がアマタ・ロジスティクス・センターで医薬品の適正な流通基準であるGDP(Good Distribution Practice)の認証を取得したと発表した。
11月13日を発効日として、航空・海運貨物フォワーディング、道路輸送および倉庫サービスに関する認証を取得した。これにより、ベトナム日通では増加が見込まれる欧州からの医薬品輸入や日系医薬品メーカーによる事業展開に対応するとともに、GDP認証を取得済みのグループ各社と連携し、グローバルにサービスを展開していく。
近年、ベトナムでは国内総生産(GDP)の年成長率が6~7%増で推移しており、経済成長とともに医療保険の拡大や国民の高い健康志向によって医薬品市場が拡大している。また、EVFTA(EU・ベトナム自由貿易協定)批准によって、国内需要に加えてジェネリック薬品の製造、輸出も活発化が見込まれている。
■ベトナム日本通運有限会社 アマタ・ロジスティクス・センター
住所:Road no. 15, Long Binh (Amata) Industrial Park, Bien Hoa City, Dong Nai Province, Socialist Republic of Viet Nam
NXドイツ/医薬品の一時保管等でブダペスト支店でGDP認証を取得