横浜市港湾局は12月14日、2020年の横浜港ビッグニュースを発表した。
<MC4コンテナターミナルに入港する大型コンテナ船(関東地方整備局提供)>
ニュースでは「国際競争力強化への取組」「クルーズ再開」「迅速な台風対応」など大きく5つの出来事を紹介している。
「国際競争力強化への取組」では、2月に大水深高規格コンテナターミナルと高度ロジスティクス施設からなる新本牧ふ頭の整備が着工。南本牧ふ頭では、8月に世界最大級のコンテナ船に対応した国内最大水深(18m)のMC4コンテナターミナルが供用を開始したほか、2~8月にかけて民間企業の新倉庫計3棟が相次ぎ稼働し、総延床面積9万m2超のロジスティクス拠点が形成されたことを取り上げている。
そのほか、「クルーズ再開」では国交省のガイドラインに則り11月から国内ショートクルーズの受入を再開。「迅速な台風対応」では、2019年に台風で被災した金沢区福浦・幸浦地区と中区本牧地区での護岸復旧の完了を取り上げた。