住友倉庫は1月20日、神戸市中央区のポートアイランドに新倉庫を竣工、稼働させたと発表した。
新倉庫は、コンテナターミナル及び神戸空港に至近であり、輸出入貨物の取扱いに最適な立地であるとともに、市街地へのアクセスに優れており、サプライチェーンマネジメントの要となる物流拠点として利用できる。
大阪湾岸道路の延長により、大阪港、関西国際空港並びに中国四国地方に直結されることとなり、物流利便性の更なる向上が期待される。
また、新倉庫は、近年多発している大型台風等に対する「防災」を第一とした考えに基づき、1階中央部に車輌通路及び接車バースを配置した全天候型物流施設とし、強風や大雨による荷役への影響を最小化する構造としている。
さらに、72時間対応の非常用自家発電設備、防潮設備、強化シャッター等を採用し、自然災害への備えを強化している。定温庫、空調庫及び書類等の情報記録媒体専用保管庫等を有し、顧客の様々な物流ニーズに応えていくとしている。
■施設の概要
名称:ポートアイランド営業所 L-6 300倉庫
住所:神戸市中央区港島 7 丁目 14 番
敷地面積:31,266m2
延床面積:49,872m2
構造:鉄筋コンクリート造4階建