飯野海運/本邦石油会社向け新造 VLCC「洋邦」を竣工

2021年01月20日 

飯野海運は1月20日、本邦石油会社向け新造 VLCC(Very Large Crude oil Carrier: 大型原油タンカー)「洋邦」が中国の南通中遠海運川崎船舶工程(NACKS)で竣工したと発表した。

<新造 VLCC「洋邦」>
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この船の竣工により同社の VLCC 船隊は5隻となる。

同社の船舶として5隻目のSOxスクラバー搭載船となり、推進性能向上のための船尾セミダクト、バルブ及びフィン付き舵、低摩擦型船底防汚塗料を採用し、燃料消費量の低減のために電子制御式主機関を採用している。2020年9月に竣工したこの船の姉妹船では、2000年代に竣工した同社所有のVLCCと比べ、CO2排出量が20%弱減少するなど環境負荷が低減しておりこの船でも同様の CO2削減が期待される

同社グループは中期経営計画において稼働のべトン当たりの温室効果ガスを2030年に40%削減(2008 年比)する長期目標を掲げており、環境負荷を低減する技術を導入した船舶を通じて持続可能な社会の実現に貢献していく。

また、航海情報記録装置及び、機関監視装置に記録される各種データをより高頻度でこの船より船舶管理会社に自動送信を行うシステムを搭載しており、船舶管理会社側で本船の運航状況を正確に把握することが可能。DX(デジタル・トランスフォーメーション)を通じて、運航状況に応じた支援を船舶管理会社から行うことで安全を確保していくとしている。

■概要
名称:洋邦
載貨重量トン:31万2006重量トン
総トン数:16万2614総トン
全長:339.50m
全幅:60.00m
建造会社:NACKS
船籍:リベリア

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