自律制御システム研究所(ACSL)とブルーイノベーションは1月28日、ドローンによる「倉庫内自動在庫管理」ソリューションの提供を開始したと発表した。
<高所にある荷物のデータをRFIDリーダーで取得するドローン>
同ソリューションでは、ACSLの国産産業用ドローン「Mini」と、ブルーイノベーションのソフトウェアプラットフォーム「Blue Earth Platform(BEP)」とを連携。
RFIDリーダーを搭載したドローンが業務終了後の庫内を巡回して棚に格納された製品のデータを自動取得し、取得したデータをブルーイノベーションの「BEP」上で管理する。
BEPを活用することで、複数のドローンによる同時棚卸や既存システム(AGVやロボットなど)と連携し、他の作業工程も含めた統合管理が可能。倉庫内の棚卸作業を完全自動化し、業務の効率化や高所作業による事故リスクの回避につなげることができる。