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川崎汽船/4~12月の売上高17.4%減、営業損失31.93億円

2021年02月03日/決算

川崎汽船が2月3日に発表した2021年3月期第3四半期決算によると、売上高4687億2100万円(前年同期比17.4%減)、営業損失31億9300万円(前期は216億2700万円の利益)、経常利益429億900万円(74.9%増)、親会社に帰属する四半期純利益632億4800万円(150.8%増)となった。

セグメントごとの業績は、ドライバルクが売上高1355億円(25.5%減)、営業損失76億円(前年同期は40億円の利益)。エネルギー資源が売上高576億円(11.4%減)、営業利益40億円(48.3%減)。製品物流が売上高2540億円(13.9%減)、営業利益519億円(231.3%増)。

営業損失を出したドライバルクセグメントでは、運航コストの削減や配船の効率化、船隊規模の適正化を積極的に実施したが、低迷した前期市況の影響も残り、利益の確保には至らなかった。

また、製品物流セグメントでは、自動車船事業や物流事業、近海・内航事業が減益となるも、港湾事業やコンテナ船事業(ONE)が利益を押し上げ、セグメント全体では大幅な増益となった。

通期は、売上高6120億円(16.8%減)、営業損失210億円、経常利益500億円(575.0%増)、親会社に帰属する当期純利益650億円を見込んでいる。

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