内外トランスラインが2月10日に発表した2024年12月期決算によると、売上高380億1600万円(前年同期比17.8%増)、営業利益41億3800万円(1.5%減)、経常利益44億9200万円(1.0%増)、親会社に帰属する当期純利益31億5400万円(3.7%増)となった。
セグメント別では、日本の売上高は、249億4700万円(11.5%増)、営業利益は27億3600万円(7.1%減)となった。
単体については、海上運賃の上昇と円安により増収となったが、競合他社との競争激化等による粗利率の低下と、人件費の増加等により販管費が膨らんだことで減益となった。
海外における売上高は、130億6800万円(32.0%増)、営業利益も14億500万(11.5%増)となった。
倉庫事業の取扱が堅調に推移しているインド及び昨年物流倉庫の取得によって増床した内外釜山物流センターを中心とする韓国等が売上を伸ばした結果、増収増益となった。
通期は、売上高387億円(1.8%増)、営業利益39億円(5.8%減)、経常利益39億円(13.2%減)、親会社に帰属する当期純利益27億円(14.4%減)を見込んでいる。
内外トランスライン 決算/1~9月の売上高13.9%増、営業利益8.9%減