内外トランスラインが10月30日に発表した2024年12月期第3四半期決算によると、売上高277億800万円(前年同期比13.9%増)、営業利益29億8700万円(8.9%減)、経常利益31億3000万円(11.4%減)、親会社に帰属する当期利益21億3300万円(10.6%減)となった。
セグメント別では、日本の売上高は、181億4500万円(6.5%増)、営業利益も19億6900万円(14.5%減)となった。
単体については、5月以降の海上運賃の上昇と円安により増収となったが、競合他社との競争激化等による粗利率の低下と、人件費の増加等により販管費が膨らんだことで減益となった。
海外における売上高は、95億6300万円(31.2%増)、営業利益も10億1900万円と前年同四半期と比べ4300万円(4.5%増)となった。
倉庫事業の取扱が堅調に推移しているインド及び昨年物流倉庫の取得によって増床した内外釜山物流センターを中心とする韓国等が売上を伸ばした結果、増収増益となった。
通期は、売上高340億円(5.3%増)、営業利益46億円(9.4%減)、経常利益48億円(7.9%増)、親会社に帰属する当期利益33億円(8.5%増)を見込んでいる。