大和物流は3月29日、「第11回改善事例発表大会」を3月25日に開催したと発表した。
11回目の開催となった今回は、同社の全42事業所から各1件、グループ会社のユアサロジテックから1件、計43件の改善事例の応募があり、担当部署・役員による1次選考、2次選考が行われた。
大会当日、事前選考を勝ち抜いた6事業所の代表者が会場に集い、プレゼンテーションを実施。期中に実施した活動内容とその成果を発表した。
発表後は、役員や地区リーダーにより、テーマの着眼点や発表方法、水平展開の実効性などの審査項目に基づく審査が行われ、第1位に古川支店、第2位に三郷支店 草加出張所、第3位に札幌営業所が選ばれた。
なお、この大会は、「日々の改善活動を活性化し、その活動内容を全社に共有し横展開することで、業務の効率化や品質向上を図り、顧客満足度の向上に繋げること」を目的に、2010年度から継続して開催している。
■概要
開催日:2021年3月25日
会場:グランキューブ大阪(大阪市北区)
発表者
札幌営業所(北海道)
古川支店(宮城県)
千葉支店芝山出張所(千葉県)
三郷支店(埼玉県)
福岡支店(福岡県)
長田野第一営業所(ユアサロジテック代表)
受賞事業所および発表内容
第1位:古川支店
「入出荷作業のワークシェアリングによる、作業スペース縮小と事業体制の適正化」
第2位:三郷支店 草加出張所
「RFIDの活用による、在庫管理業務の時間削減および管理精度の向上」
第3位:札幌営業所
「製品形状の見える化および積載パレットの統一化による、運行効率の向上」