SBSホールディングスは3月30日、日本政策投資銀行(DBJ)と共同設立した「日本物流未来ファンド(日本物流未来投資事業有限責任組合)が、創友への投資を実行したと発表した。
今回の投資は、2020年11月に発表した同ファンド第1号案件に続き2件目の案件。
創友は、年間売上高3億円規模の冷凍・チルド食品を中心とした一般貨物自動車運送事業者。50年に近い業歴の中で既存得意先との長年の取引実績を有しており、同社の事業承継ニーズと、SBSグループの配送網拡充戦略が合致したことから、投資実行の合意に至った。
今後、創友は営業網の拡充、収支・財務の改善、コンプライアンス体制の整備等、DBJとSBSグループのノウハウを活用したバリューアップ施策によって、競争力を強化。一定期間が経過した後はファンドを退出し、SBSグループに加入を予定している。
■創友の会社概要
所在地:千葉県柏市十余二297
資本金:3000万円
従業員数:正社員30名
事業内容:冷凍食品・食肉・乳製品配送など食品配送を中心とした3温度帯による輸送サービスの提供
SBSHD/日本精工グループのNSKロジスティックスを子会社化