日本通運は4月15日、東アジアブロック地域総括、杉山龍雄常務執行役員が、2021年3月22日に中国・西安市の市政府で開催された西安市名誉市民授与式で、西安市政府から「西安市名誉市民」の称号を授与されたと発表した。
「西安市名誉市民」は、西安市の社会的・経済的発展に貢献度の高い外国人に対して授与される称号となる。今年度は3名に称号が授与され、そのうち日本人は1名、物流業界からは今回初の授与となった。
同社は2007年、西安市に日通国際物流(中国)の支店を開設、2013年には日通国際物流(西安)を設立するとともに東アジアブロック地域総括が陝西省国際高級経済顧問に就任した。また、2018年から西安駅発の中国欧州間クロスボーダー鉄道輸送サービスを開始するなど、同社の物流事業を通じた西安市での活動が高く評価されたもの。
同社は、今後も同国でのロジスティクス事業の拡大に努めるとともに、物流を通じて社会に貢献していくとしている。