スズケン/埼玉県に医薬品卸×製造受託の複合型物流センター

2021年04月19日 

スズケンは4月19日、埼玉県草加市に医薬品の卸物流拠点と製造業務受託・メーカー物流エリアを併設した複合型物流センター「首都圏物流センター」を構築すると発表した。

<首都圏物流センターが入居予定の「プロロジスパーク草加」>
20210419suzuken 520x293 - スズケン/埼玉県に医薬品卸×製造受託の複合型物流センター

首都圏物流センターは、プロロジスが開発する物流施設「プロロジスパーク草加」2・3階部分の延床面積6万7000m2を賃借し、2024年3月の稼働開始を予定している。

スズケンが運用する最先端ロボット技術を駆使して自動化・省人化を図った卸物流センターに、4月19日付で業務提携を締結した武州製薬の医薬品受託製造エリアを併設。製造からメーカー物流・卸物流までのサプライチェーンを集約し製品移動を最少化することで、厳格な温度管理や業務の効率化、最適なエリア在庫コントロールを実現する。

また、製造業務と物流業務をワンストップで受託することで、スペシャリティ医薬品等の日本市場への新規参入を目指す医薬品メーカーの製品上市を支援する。

卸物流拠点に製造業務受託・メーカー物流エリアを併設するのは、医薬品卸売業界として初の試み。

卸物流センター部分では、ロボットによる自動化・省人化によって高い物流精度と効率性を両立。非接触による納品や検品業務の省略化など、コロナ禍での新たなニーズや環境変化に対応した高品質で効率的な流通が可能になる。製造業務受託エリアでの具体的な業務内容については検討を進める中で決定する。

また、首都圏物流センターはスズケンが首都圏に保有する12か所の物流拠点と連携することで、輸配送の共同化やメーカー在庫と卸在庫を連動させた流通在庫の最適化、業務の生産性向上を可能にするほか、首都圏物流センターを中心とした首都圏BCPネットワークを構築することで、有事の際も医薬品流通を途絶えさせない体制を実現する。

なお、首都圏物流センターが入居予定の物流施設「プロロジスパーク草加」は、建物に免震構造を採用するとともに、連続72時間稼働可能な自家発電装置を配備しており、有事の際は災害拠点病院への商品供給に対応できる保管・配送スペースを確保するなどBCP対応が可能となっている。

■首都圏物流センターの概要
所在地:埼玉県草加市柿木町字宝1352-2 プロロジスパーク草加 内
敷地面積:6万8631.00m2
構造・規模:地上4階、免震・耐火構造
延床面積:15万1643.60m2(※首都圏物流センターは、2・3階部分の延床面積6万7033.98m2)
保管可能品目:3万7000品目
設備投資額:総額200億円(概算)
竣工時期:2022年4月下旬(予定)
稼働時期:2024年3月(予定)

この記事をシェアする

最新ニュース

物流用語集