ヤマト運輸は4月23日から、AIを活用した自動音声応答機能「AIオペレータ」による集荷依頼の電話対応サービスを、個人の顧客向けに開始する。
これは、ヤマトグループのコールセンターが、2020年11月より、有人オペレータに電話が繋がるまでの待ち時間を削減するため、法人の顧客を対象に「AIオペレータ」による集荷依頼の受付が可能なサービスを開始した。このサービスを利用した顧客から大変好評であったため、「AIオペレータ」の対応範囲を個人の顧客からの集荷依頼まで広げることで、顧客のさらなる満足度向上を目指すというもの。
サービス利用の流れは、まず「ヤマト運輸のコールセンターへ電話をする」、そして「自動音声ガイダンスに従い、集荷依頼「1」を選択する。「AIオペレータ」に繋がるので集荷する場所や時間の要望を伝える、というスタイルだ。コールセンター受付時間は8:00~21:00(年中無休)。
「AIオペレータ」は、コールセンター宛の電話による問い合わせに対して、音声認識と音声合成、および会話制御の仕組みを組み合わせた応答機能により、自動音声のオペレータが対応するサービス。ユーザーの要望に対して自然な対話応答を実現している。現在は、集荷依頼の電話のみサービスを提供している。
サービス開始日は、4月23日8:00より全国でサービスを開始する予定だ。
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