大手ECサイトのSHOPLINEは9月25日、ヤマト運輸が企業向けに提供している「配送連携API」との連携を開始した。
API連携することで、SHOPLINEを利用する国内EC事業者は、二次元コードによる簡単発送やコンビニ・PUDOステーションからの発送、その他集荷予約、荷物の配送ステータス取得などの機能を利用可能となる。
運賃の請求はAPI利用事業者へ一括請求となるため、発送時の支払いがなくなり業務が円滑になるメリットのほか、発送元届け先双方の住所・氏名・電話番号を明かさずに配送できる匿名配送も利用できる。
EC利用者の利便性向上には自社によるシステム開発が必要となるため、中小規模のEC事業者には導入ハードルが高い。こうした状況を鑑み、SHOPLINEは配送連携APIの導入に至ったという。
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