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パナソニック/サプライチェーンソフト専門企業を子会社化

2021年04月23日/SCM・経営

パナソニックは4月23日、世界トップクラスのサプライチェーン・ソフトウェアの専門企業であるBlue Yonder Holding Inc.の80%分の株式を取得し、同社を子会社化したと発表した。

これにより、2020年取得の20%分の株式と合せて全株式を取得することになった。

Blue Yonderは、拡大するSCMソフトウェア市場において、デジタルサプライチェーンとオムニチャネル・コマース・フルフィルメントの世界的なリーダー。グローバル大手企業を中心に3000社を超える顧客基盤を通じて蓄積してきた実績とAI/ML(機械学習)をベースとした革新的なソリューションの提供で評価を得ている。

パナソニックは2019年11月に日本でのBlue Yonder合弁会社の設立、2020年7月に20%の戦略株式投資を実施。2020年10月より、Blue Yonderの販売・業務計画を自社導入、さらに両社による共同マーケティング展開など、2社間の戦略的パートナーシップを深めてきた。

今回、子会社化となったことで、パナソニックはBlue Yonderの様々なサイバー分野でのケイバビリティを取り込むことで、さらに現場のプロセスイノベーションの実現を加速させる。

また、AI/MLの最新技術やサプライチェーンのパッケージソフトウェアビジネス、リカーリングビジネスのノウハウを獲得し、自社のサプライチェーンでのオペレーション力強化(コスト競争力の向上等)を図るとともに、アジャイルな企業文化を取り入れ、融合することにより、自社のトランスフォーメーションを加速していくとしている。

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