丸運が5月12日に発表した2021年3月期決算によると、売上高472億7000万円（前年同期比6.7％減）、営業利益6億6100万円（37.6％減）、経常利益7億4300万円（38.9％減）、親会社に帰属する当期利益4億7500万円（47.4％減）となった。
セグメント別では、貨物輸送の売上高は277億4100万円（8.8％減）、経常利益6億700万円（33.2％減）となった。
貨物輸送部門では、コロナ禍の影響による巣ごもり需要等で消費関連貨物の一部で好調に推移したものの、アルミ、銅製品およびタイヤ補強用鋼線等の自動車関連貨物等が回復に至らず、部門全体では減収減益となった。
エネルギー輸送の売上高は157億800万円（5.3％減）、経常利益1億1900万円（68.6％減）となった。
海外物流の売上高は16億5800万円（13.0％減）、経常利益は前年同期比1300万円増のほぼ0となった。
次期は、売上高464億円（1.8％減）、営業利益7億円（5.8％増）、経常利益8億円（7.5％増）、親会社に帰属する当期利益5億2000万円（9.3％増）を見込んでいる。
