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日本石油輸送/3月期の売上高4.7%減、営業利益11.3%減

2021年05月12日/決算

日本石油輸送が5月12日に発表した2021年3月期決算によると、売上高327億2400万円(前年同期比4.7%減)、営業利益11億5500万円(11.3%減)、経常利益15億1600万円(10.8%減)、親会社に帰属する当期純利益9億1500万円(17.9%減)となった。

セグメント別の業績は、石油輸送事業が売上高は153億7300万円(7.5%減)、営業利益は3億8700万円(43.1%減)だった。

新型コロナウイルス感染症の影響によって外出自粛などがあったことで、燃料油需要が低迷したことに加え、出荷地変更による減収もあって、売上高と営業利益は減少した。

高圧ガス輸送事業の売上高は86億6100万円(1.5%減)、営業利益が4億7400万円(35.8%増)となった。

主要顧客の運賃改定や新規輸送を獲得したが、新型コロナウイルス感染症の影響による需要減などで、売上高が減少。一方で、燃料費や人件費などの経費が減少したことで、営業利益は増加した。

化成品・コンテナ輸送事業は、売上高が85億1500万円(2.7%減)、営業利益は2億1800万円(2.7%増)だった。

化成品輸送事業では収益の維持に努めたが、新型コロナウイルス感染症の影響などで国内外の需要の減少や一部の主要顧客の販売減があり、売上高が減少。

コンテナ輸送事業も、新型コロナウイルス感染症の影響による需要減に加え、北海道地区での野菜類の生育不良が影響し売上高は減少した。しかし、営業利益は経費が減少したことで増加した。

次期は、売上高334億円、営業利益14億円、経常利益15億5000万円、親会社に帰属する当期純利益9億5000万円を見込んでいる。

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