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日本GLP/関通専用で兵庫県尼崎市に1.7万m2の物流施設竣工

2021年06月02日/物流施設

日本GLPは6月2日、兵庫県尼崎市で延床面積約1万7000m2の先進的物流施設「GLP 尼崎 III」を竣工したと発表した。

<「GLP 尼崎 III」外観>
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「GLP 尼崎 III」は、大手3PL企業である関通が着工前に賃貸借予約契約を締結し、専用施設「D2C物流センター」として稼働する。

「GLP 尼崎 III」は、阪神高速3号神戸線「尼崎西 IC」から約1km(或いは阪神高速道路5号線「尼崎末広」より約1.6km)、国道43号線から約650mに位置し、大阪市内および神戸市内に向けた物流拠点として優れた立地にある。

また、阪神電鉄本線「尼崎センタープール前駅」から約1kmに位置し、路線バスの停留所も近く、住宅エリアからも至近であることから、雇用確保の面においても恵まれている。さらに、周辺には食品流通系企業や工業メーカー系、物流企業などが集積しており、先進的物流施設へのニーズが高いエリアだ。

施設の特徴としては、入居企業である関通のニーズに応え、明るく清潔感のある建物外観を演出するため白色を多く用いるほか、エントランスには自然のぬくもりを感じる木目調を採用。また、見晴らしのよい最上階(4 階)へ事務所を集約し、女性用洗面所にはパウダースペースを整備してアメニティーを充実させているほか、庫内には空調と超大型シーリングファンを設置するなど、働く環境の快適性を高めている。BCP対策としては、受変電設備の設置位置を通常より高くすることにより洪水対策を施している。

関通はすでに尼崎市内に複数の物流拠点を有しているが、尼崎エリアでの業務のさらなる拡大に伴う新たな施設ニーズを抱えており、「GLP 尼崎 III」を物流拠点として関西圏の業容拡大を推進する予定。関通は立地の優位性や個別ニーズへの柔軟な対応を評価し、「GLP 尼崎 III」への入居を決定したという。関通が日本GLPの施設を利用するのは初めて。

日本GLPの帖佐 義之社長は、「尼崎市内において『GLP 尼崎』、『GLP 尼崎 II』に続く3棟目となる『GLP 尼崎 III』は、広域配送のみならずエリア配送拠点としても恵まれた立地にある。今回このアクセスの良さや、我々が尼崎エリアで培ってきた経験と実績を評価いただき、関通に入居の決定をしていただいたこと、大変嬉しく思う。引き続き、カスタマーの物流オペレーションの効率化向上の一助となる施設を提供し、地域コミュニティの一層の発展に向けて努力していく」と述べている。

■施設概要
施設名:「GLP 尼崎 III」
所在地:兵庫県尼崎市道意町6丁目
敷地面積:8447.22 m2
延床面積:1万7256.42m2
構造:地上 4階建て、耐震 S 造
着工:2020年5月
竣工:2021年5月
認証取 得:CASBEE(新築)認証

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