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ESR/茅ヶ崎市長、経済効果や雇用創出に大きな期待寄せる

2021年06月02日/物流施設

ESRは6月2日、神奈川県茅ケ崎市で6⽉末に竣⼯予定の「ESR茅ヶ崎ディストリビューションセンター(DC)」に同市の佐藤 光市長などを迎え、内覧会を開催した。

<ESR茅ヶ崎DC>
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<3階車路から望む圏央道>
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ESR茅ヶ崎DCは、敷地面積3万4000m2、地上4階建て延床面積6万9000m2のマルチテナント型物流施設。敷地は茅ケ崎市が区画整理事業によって整備した⼟地で、圏央道「寒川南IC」から至近に位置している。

今回の内覧会には、茅ヶ崎市の佐藤 光市長をはじめ、市議会の加藤 大嗣議長や岩田 はるみ副議長などが参加した。

<(左)ESRのスチュアート・ギブソン代表、(右)茅ヶ崎市の佐藤 光市長>
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内覧会はESRのスチュアート・ギブソン代表による挨拶でスタート。ギブソン代表は「今回のプロジェクトは市の強力なバックアップと区画整理組合の協力によって、無事今月30日に完成できることとなった。ESRの代表として感謝している」と謝辞を述べた。

また、ESR茅ヶ崎DCを緊急災害時の避難場所として近隣住民に提供する考えであることや、同施設が再生可能エネルギーを活用した取り組みにより将来にわたり持続可能な物流センターであること、非常用発電機等によるBCP対策を講じた安心・安全な施設であることを強調した。

<内覧会の様子>
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<佐藤市長に施設の説明をするギブソン代表>
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その後、市長らは施工会社の担当者から概要説明を受けた後、担当者のガイドに沿って施設内を内覧。倉庫スペースや搬送設備、トラックバース、スロープ等を視察して回った。

内覧を終えた市長は、「コロナ禍で人々の消費行動が変化し、ECや宅配便の需要が増えている。これらを顧客に持つESRが立地してくれたことは茅ヶ崎市にとって非常に喜ばしく、経済効果や雇用創出の面でも大きな期待を寄せている」とコメントした。

<倉庫スペース>
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<3階車路>
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<大型トラック20台分の駐機場>
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ESR茅ヶ崎DCは3階までトラックが直接アクセスできるスロープを備えた設計で、建物の1・2階と3・4階をそれぞれ2層使いするメゾネットタイプ。最大6社への賃貸を想定しており、現時点でテナント企業は未定だが、EC事業者を顧客に持つ3PL企業をはじめ複数の企業から引き合いを受けているもようだ。

<(左)ESRのスチュアート・ギブソン代表、(右)茅ヶ崎市の佐藤 光市長>
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■ESR茅ヶ崎DC 概要
建設地:神奈川県茅ケ崎市上ノ前
敷地⾯積:3万3870.31m2
構造:鉄骨造地上4階建
延床⾯積:6万9314.54m2
バース台数:62台
搬送設備:ドックレベラー6基、荷物用EV12基、垂直搬送機6基
駐車スペース:普通自動車164台、トラック待機場20台、駐輪場61台
アクセス:圏央道「寒川南IC」1km
新東名⾼速道路「厚⽊南IC」8km
JR相模線「寒川駅」3km
神奈川中央交通バスでJR「茅ヶ崎駅」から24分
竣工:2021年6⽉末(予定)

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