UDトラックスは6月3日、国土交通省に「クオン」のリコールを届け出た。
不具合の部分は、灯火装置(コーナリングランプ)。
平成28年排出ガス規制対応の大型トラックの側方照射灯において、取付位置が不適切である。また、自動点灯(オートライト)機能を装備した車両の自動点灯/消灯プログラムが不適切なため、操作条件によりすれ違い用前照灯が消灯した際に側方照射灯が消灯しないことがある。そのため、道路運送車両法の保安基準第33条の2(側方照射灯)で定める要件に満足しない。
全車両、この灯火器から電球および配線を取り除き側方照射灯としての機能を廃止する。
リコール対象車の台数は合計で2万9097台。不具合の件数は0件で、事故はなし。
■型式などは下記URLを参照
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001407425.pdf