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景気動向/運輸・倉庫は4か月ぶりに悪化、荷動き停滞

2021年06月03日/調査・統計

帝国データバンク(TDB)は6月3日、「TDB景気動向調査(全国)2021年5月調査」を発表した。

<全国の景気DI>
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それによると、10業界中、「建設」「製造」など8業界が悪化。多くの業種で、木材や鉄鋼など材料の不足、その価格高騰による影響がみられた。

「運輸・倉庫」部門も0.8ポイント減となり4か月振りに悪化した。

燃料価格高騰の影響を受けるなか、製造業や建設業の材料不足にともなう生産活動の減退で荷動きが停滞し、一般貨物自動車運送が悪化。

また、輸送コンテナ不足の影響で海上運賃の高騰も続いており、港湾運送も悪化した。さらに、旅行業やバス・タクシーといった旅客運送では 2020年以降景気DIが低水準で推移するなど、依然として厳しい状況が継続している。

「運輸・倉庫」部門の現在の企業の声では、巣ごもり需要による宅配貨物の増加(貨物軽自動車運送)、半導体のひっ迫により、周辺部品の受注動向が堅調に推移。逆に複合機などのOA機器はあまり良くない感触も、総じてやや良いと判断している(普通倉庫)、主力取り扱い商品が、ウッドショックと騒がれている木材関係と、海上コンテナ不足の影響が重なり大変悪い状況(港湾運送)。

先行きについては、新型コロナウイルスのワクチン普及により、ヒト・モノの流れが良くなり、経済は活性化していく(一般貨物自動車運送)、海上コンテナの不足に関しては平時の状況は戻ってきていないが、改善の方向になっている(港湾運送)、新型コロナウイルス感染症の終息時期が見通せない(冷蔵倉庫)との声が挙がっている。

なお、全業種の規模別では「大企業」「中小企業」「小規模企業」が 4か月ぶりにそろって悪化した。また、地域別でも、全10地域で悪化、「緊急事態宣言」などが幅広い地域で影響が表れている。

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