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フェイバリット/神奈川県大和市に薬事物流拠点を開設

2021年06月15日/物流施設

メディカル物流を手がけるフェイバリットは6月1日、神奈川県大和市に新たな薬事物流拠点「フェイバリット大和センター」を開設し、稼働を開始した。

<大和センター外観>
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大和センターでは、医薬品・体外診断用医薬品・医療機器・化粧品・医薬部外品、動物用医薬品の製造業許可、高度管理医療機器の販売業・貸与業許可を取得。

これらの製品について、荷受け発送などの一般的な物流業務に加え、流通加工業務(ラベル貼付、賞味期限印字、箱詰めなど)にも対応しており、ユーザーの要望に合わせて医薬品の販売業許可取得の支援も手がけるほか、EC通販の物流代行にも独自WMSとクライアントの使うカートシステムを連携させ、受注から発送まで対応している。

また、同社は東京都昭島市のメディカルセンターで2019年に医療機器における品質マネジメントシステムの国際規格である「ISO13485:2016」の認証を取得しており、大和センターでも同認証に準拠した高品質な物流サービスを提供可能。海外から輸入される医療機器の日本国内販売にも、メディカルセンターで取得したISO13485を拡大認証することで対応ができる。

<作業フロア>
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<取得認証・業許可>
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大和センターは、東名高速道路「横浜町田IC」から6km、「綾瀬IC」から5.6km、国道246号線沿いで、東京港や羽田空港から車で約1時間、横浜港から約40分の立地。

建屋は、関連会社の施設(総面積3300m2)のうち、3階990m2を利用して開設するもので、空調を完備した定温フロア(25℃前後)660m2を設けている。また、2~8℃の冷蔵庫を設置予定で、昨今の低温保管の需要にも対応する。

温度測定ロガーを設置し、任意に設定した時間幅で記録を取ることも可能。電子錠、防犯カメラ設置によるセキュリティ対策、防虫防鼠対策も講じ、GDP(Good Distribution Practices)にも対応できる。

■フェイバリット大和センター 概要
所在地:神奈川県大和市上草柳1581-1(3F)
延床面積:990m2(定温フロア660m2、ドライフロア330m2)
取得許認可:医薬品製造業、医療機器製造業、化粧品製造業、医薬部外品製造業
体外診断用医薬品製造業、動物用医薬品製造業、高度管理医療機器販売業及び貸与業
稼働開始:6月1日

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