いすゞ自動車は6月17日、国土交通省にギガのリコールを届け出た。
不具合の部分は制動装置(リレーバルブ)。
大・中型トラックの制動装置において、駐車ブレーキ用リレーバルブ内部の樹脂ピストンの材質が不適切なため、エア回路中の水分により加水分解して、ブレーキエア圧により、このピストンが破損することがある。そのため、ブレーキバルブからのエア漏れや、駐車ブレーキの解除不能、ブレーキ引きずりが発生するおそれがある。
全車両、このピストンを良品に交換する。
リコール対象車の台数は計1205台。交換修理用部品が2584個。不具合の件数は6件、事故はなし。
■型式等は下記URLを参照。
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001409348.pdf