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CRE/株式追加取得でAPTを連結子会社化

2021年07月20日/SCM・経営

シーアールイーは7月20日、持分法適用関連会社であるAPTの株式を追加取得し、連結子会社化すると発表した。

APTの株式375株を個人株主3名から取得(取得額は非開示)し、同社の持ち株比率を現状の44.55%から58.18%に引き上げる。7月27日に取得契約を締結し、同30日の株式譲受を予定している。

シーアールイーは物流インフラプラットフォーム構築の一環としてAPTと2018年8月に資本提携し、2020年12月に同社を持分法適用関連会社化している。

APTは、物流施設での大型設備システムのオープン化・汎用化によるリニューアルの独自ソリューション開発・提供に加え、昨今では物流センターの新設事案も手がけるようになっている。

シーアールイーはこれまでの協業期間を通じて、APTとの事業内容に関連性があり、高いシナジー効果が期待できることを確認している。また、ECの普及による物流量の増加や物流業界での人手不足などによってAPTのサービスが注目を集めており、グループで形成する物流インフラプラットフォーム上での重要性が高まっていることから、より一層の関係強化とAPTのコーポレートガバナンス強化を図ることを目的に同社の株式を追加取得し、連結子会社化することに決めた。

■APTの概要
所在地:千葉市美浜区中瀬1-3 幕張テクノガーデンB棟22F
事業内容:大型設備システムを中心に独自開発した物流システム・ソフトウェアの提供
資本金:2億6550万円
設立:2009年8月3日
大株主(持株比率):シーアールイー(44.55%)、井上 良太(20.00%)

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