中日本高速道路(NEXCO中日本)は7月21日、中部横断自動車道の山梨~静岡間が8月29日に全線開通すると発表した。
中部横断自動車道は、静岡市を起点に山梨県甲斐市を経由して長野県小諸市に至る延長132kmの高速道路。今回、「南部IC」~「下部温泉早川IC」間(延長13.2km)が8月29日16時に開通することで全線が開通する。
同道の開通によって、中央自動車道と新東名高速道路、東名高速道路が高速道路で直結し、これまで国道52号線で165分を要していた山梨県~静岡県間の所要時間が95分に短縮される。
この時間短縮や高速道路ネットワークの形成によって、山梨県から清水港へのアクセス向上による海外輸出の促進や、中部横断自動車道沿線への新たな企業立地の進展、富士山を囲む広域周遊観光ルートの形成による観光振興等の効果が期待されている。
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