中日本高速道路（NEXCO中日本）は5月2日、管理する高速道路で4月6日～7日に、広域的なETCシステム障害が発生し、利用顧客をはじめとして、多大なる迷惑をかけたと詫びると共に、善後策について発表した。
障害が発生した料金所の中に、ETCの無線通信を継続していた料金所があり、原因の確定後に課金データの確認作業を進めた結果、記録データが正常であることが判明した。
ETCの無線通信を継続していた料金所において正常に無線通信が行われた顧客（但し、ETCカードの顧客を除く）と一般レーン等においてETCクレジットカード、ETCパーソナルカード、クレジットカードで支払った顧客には、カード会社等を通じて支払い手続きが進んでいる。
しかし、事態の重大性に鑑み、障害が発生した料金所の出口を利用して支払った顧客に対して、後日、利用料金と同額のETCマイレージサービスの還元額の付与などにより還元することになった。
ETCカードで無線通信が行われた顧客と一般レーン等においてETCカードで支払った顧客には、利用料金と同額を高速道路会社からの今後の請求分から減額することで還元する。
現金等で支払った顧客に対しても、申し出により、利用料金と同額相当のクオカードにより還元する。
NEXCO中日本／ETC障害、全ての料金所で応急復旧完了（7日14時現在）
