シーアールイーは7月29日、賃貸倉庫の市場動向をまとめた「倉庫・物流不動産 マーケットレポート(β版)Ver. 202106」を発行した。
レポートの要約によると、大型倉庫の空室率は首都圏が1.27%(前四半期比0.72ポイント増)、関西圏が2.19%(0.38ポイント減)、九州が0%(増減なし)、中部が5.87%(1.69ポイント減)。首都圏では、大型倉庫への需要が引き続き増加しているものの、施設の大量供給によって空室率が微増した。
また、首都圏における中小型倉庫の空室率は1.11%(0.13ポイント増)となった。
同レポートは賃貸大型倉庫(1万m2以上)を中心に、首都圏、関西圏、九州、中部エリアの市場動向をまとめたもの。また、約1300物件、約47万坪(2021年4月末時点)のマスターリース物件の管理運営を行っている同社のデータベースをもとに、賃貸中小型倉庫(1000坪未満/同社管理のみ)の情報も掲載している。
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