日本コンセプトが8月12日に発表した2021年12月期第2四半期決算によると、売上高75億5400万円(前年同期比24.5%増)、営業利益11億7300万円(65.0%増)、経常利益11億2100万円(56.0%増)、親会社に帰属する四半期純利益7億9600万円(55.3%増)となった。
港湾の混雑、海上運賃の高騰や新型コロナウイルス変異株の感染者拡大による経済活動の制限などのビジネス環境で、増加する輸出取り引きを獲得するための営業活動を推進。
その結果、これまで、他社からタンクコンテナの提供を受けていた荷主から新規取り引きを受注するなど輸出売り上げの増加基調が続き、当期は過去最高を記録した。
国内取り引きでも、強みの国内支店網を生かした保管や加温業務が顕著に増加し、国内輸送などの売り上げも前期を大きく上回った。
2021年12月期の連結業績予想は、新型コロナウイルスに変異株が発生したことで、世界各国での収束時期と業績への影響について、現時点では合理的な算定が困難として、未定にしている。
日本コンセプト 決算/1~6月の売上高3.7%減、営業利益25.0%減