日本コンセプトが2月13日に発表した2024年12月期決算によると、売上高182億2900万円(前年同期比5.4%増)、営業利益28億4600万円(13.9%減)、経常利益28億8200万円(17.5%減)、親会社に帰属する当期純利益19億3100万円(20.6%減)となった。
内需低迷に起因する中国からの余剰品の輸出増加は、2024年はじめ冬場の荷枯期まで影響が残り、第1四半期の輸出取扱いは想定を下回った。
春先からは、日本からの輸出が回復、コンテナ貨物全般の荷動きが活発化するに伴いコンテナ船のスペースが不足し、海上運賃が上昇した。
複数のコンテナ船会社からスペースを確保し顧客ニーズに対応。7月以降はスペース不足が解消され、海上運賃も下落、安定したが、当連結会計年度末の輸出売上は予算を上回る結果となった。
次期は、売上高199億3900万円(9.4%増)、営業利益33億600万円(16.2%増)、経常利益32億7500万円(13.6%増)、親会社に帰属する当期純利益22億2700万円(15.3%増)を見込んでいる。
日本コンセプト 決算/1~9月の売上高2.7%増、営業利益19.6%減