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サンゲツ/四国エリアの物流拠点となる施設をオープン

2021年08月17日/物流施設

サンゲツは8月17日、愛媛県四国中央市に、四国地方では同社初の物流拠点となる「四国中央サテライトセンター」をオープンした。

<「四国中央サテライトセンター」外観>
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<位置図>
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従来、四国地方への配送は、岡山県の中国四国ロジスティクスセンターを拠点としており、顧客への配送に時間を要することが課題となっていた。今回、四国地方の交通の要衝である愛媛県四国中央市に物流拠点を構え、きめ細かなデリバリー体制を構築し、迅速な商品の出荷および配送を実現することを目的に、「四国中央サテライトセンター」を新設した。

このセンターの配達対象地域は、愛媛県松山市内全域・香川県高松市内全域(⼀部エリア除く)としており、午前11時までの注文で、当日配達が可能。デリバリー対象地域や在庫商品は、順次拡大していく予定だ。

中国四国地方では、四国支店の新設や新たな在庫・配送拠点の開設を通して、地域に根付いた営業・物流体制の強化に取り組んでいくとしている。

なお、同社は、全国10か所11拠点にロジスティクスセンターを構え、1日平均約6万点の商品を全国へ出荷している。配送コストの上昇や重量物配送の忌避傾向など、物流業界を取り巻く課題が浮き彫りとなる中、デリバリー品質の維持・向上を実現させるため、中期経営計画(2020-2022)【 D.C. 2022 】では、ロジスティクス部門での在庫、庫内加工、配送といったサービス機能の強化に取り組んでいる。

その施策の一環として、2016年の北関東ロジスティクスセンターを皮切りに、全国で拠点再編を進め、2021年 1月の関西ロジスティクスセンターの新設・統合まで、主要なロジスティクスセンターの整備を進めてきた。

今後は、全国各拠点の役割を明確化し、営業戦略に基づいたロジスティクス機能の拡充と高度化に取り組んでいくとしている。

■概要
施設名称:サンゲツ 四国中央サテライトセンター
住所:愛媛県四国中央市土居町津根 3684番5
延床⾯積:385坪(1272m2)
業務開始⽇:2021年8月17日
引き取り可能時間:平日 8:30 〜 17:30
在庫商品:壁装材(SP/リザーブ/ZSB/リフォームセレクション)、カラー巾木(R付)
配送対象地域:愛媛県松山市、香川県高松市(⼀部エリア除く) ※順次拡大予定

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